以前AirPrintを使って印刷する方法をご紹介しました。
会社のプリンタはAirPrintに対応していません。社内で使っているiPadから直接印刷したいとの声があり、その方法を調べてみました。
Googleのクラウドプリント
Googleの提供するインターネット経由であらゆる端末からプリントできるサービスです。
Googleクラウドプリント対応のプリンタもありますが、非対応のプリンターでもだいじょうぶです。
Googleアカウントとプリンタをひもづけることで、スマートフォンからでも、Googleのサーバーを介してそのプリンターへ印刷する方法です。
無料で使える上、設定も難しくはなかったのですが、どうやら企業ネットワーク内にあるプリンターだとうまくいかないことも多いらしく、試してみましたが印刷できませんでした。
プリントアプリ「ePrint」
プリント用のアプリはいくつかあるようですが、有名なのはePrintというアプリです。
多くの機種に対応しているようですが、基本条件の一つに、対応プリンター言語(PDL)が搭載されている機種、ということがあります。無線LAN非対応のCANONのインクジェットプリンタはPDLに対応していないようです。
無料版と有料版があり、まず無料版で動作確認してから有料版アプリを買うことになります。
このアプリ以外にも、プリンターメーカーが出しているプリントアプリがあります。プリント機能に加えてスキャナが使えたりもするようです。
たいていAirPrintには対応していないWi-Fi対応プリンタ対応のもので、それぞれ対応機種は限定されます。
・マイクロテック ePrint
・CANON Easy-PhotoPrint
・Epson iPrint
プリントサーバーを購入する
USB接続のプリンターなら、プリントサーバーを経由させることで、ワイヤレス化できます。
たとえば、BUFFALOのLPB4-U2-300Sであれば、1万円以下で購入できそうです。
さらにスマートフォンからの場合は、さきほど紹介したプリントアプリePrintを使い印刷することになるようです。
・BUFFALO LPB4-U2-300S
Windows7でAirPrintサーバーをたてる
パソコンに接続したプリンタを共有させるようです。
くわしく紹介されているページがありましたのでご紹介します。
AirPrint対応のプリンタを購入する
非対応プリンタから印刷する方法をいくつか紹介してきましたが、対応プリンタが限られていたり、設定がむずかしそうだったりと、どれも敷居が高いようです。
AirPrint対応プリンタは現在たくさん発売されています。値段の高いプリンタは高機能、高画質だったりしますが、安いものであれば1万円以内で購入できるものもあり、一つの選択肢として、AirPrint対応プリンタを購入することを考えてみてもよいと思います。
・AirPrintの基本(AirPrint プリンタの一覧が掲載されています。)
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