社内の共有フォルダにアクセスするときに毎回パスワードを要求されるのを、なんとかできないかと調べてみました。
「資格情報を記憶する」にチェックをしても記憶されない
アクセスするたびに、「ネットワーク パスワードの入力」を求められます。
毎回入力するのが面倒なので、とりあえず「資格情報を記憶する」にチェックを入れてみましたが、パソコンを立ち上げ直すとまたパスワードを入れるように要求されます。
毎回入力するのが面倒なので、とりあえず「資格情報を記憶する」にチェックを入れてみましたが、パソコンを立ち上げ直すとまたパスワードを入れるように要求されます。
資格情報マネージャーに手動で記憶させるといい
パスワードを記憶する機能はないのかと調べたところ、「資格情報マネージャー」というものがあるそうです。
コントロールパネルにあります。
コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\資格情報マネージャー
Windows資格情報を確認して下さい。該当する情報はあるでしょうか。ある場合、常設のところが「ログオンセッション」になっていないでしょうか。
「ログオンセッション」だと現在のログオン中のみ記憶されている状態なので、ログアウトすると情報が消えてしまいます。該当する情報があるのに常設が「ログオンセッション」ならば、削除してください。「資格情報コンテナーから削除」がありますね。
「ログオンセッション」だと現在のログオン中のみ記憶されている状態なので、ログアウトすると情報が消えてしまいます。該当する情報があるのに常設が「ログオンセッション」ならば、削除してください。「資格情報コンテナーから削除」がありますね。
では、手動で記憶させましょう。
「Windows資格情報の追加」です。
すると「ネットワークアドレス」「ユーザー名」「パスワード」をきかれますので、入力して下さい。
ポイントは「ユーザー名」には「ネットワークアドレス\ユーザー名」の形式で入力することです。
OKを押して確認してみてください。常設が「エンタープライズ」になったら成功です。
「Windows資格情報の追加」です。
すると「ネットワークアドレス」「ユーザー名」「パスワード」をきかれますので、入力して下さい。
ポイントは「ユーザー名」には「ネットワークアドレス\ユーザー名」の形式で入力することです。
OKを押して確認してみてください。常設が「エンタープライズ」になったら成功です。
資格情報マネージャーの常設は、保存の種類のこと
常設には3種類あります。
- エンタープライズ
- 資格情報は永続的に保持され、ユーザーがログオフした場合も、次回以降のログオン セッションでも使用することが可能です。また、移動ユーザー プロファイルを使用している環境においては、他のコンピューターに同一のユーザーでログオンした場合も、記憶した資格情報を使用することができます。
- ローカル コンピューター
- 資格情報は永続的に保持され、ユーザーがログオフした場合も、次回以降のログオン セッションでも使用することが可能です。しかしながら、移動ユーザー プロファイルの対象とはならないため、他のコンピューターに同一のユーザーでログオンした場合は、記憶した資格情報を使用することができません。
- ログオン セッション
- 資格情報は、現在のログオン セッションでのみ保持されます。ユーザーがログオフすると、格納した資格情報は削除されます。
cf. Windows で特定の宛先に対して使用する資格情報を資格情報マネージャーに記憶しているにもかかわらず、再度、資格情報の入力を要求される
役にたちました。有難うございます!
馬場隆様
お役に立ててなによりです!