NASを導入しました!

エムテックの本社では、立派なFileServerがありました。それはもう立派な…。
しかし、約50名の社員が活躍するエムテックの中でも、本社勤務は約10名。10名のデータを管理するのに、このなFileServerは少々立派過ぎました。

NASを導入してみました

このエムテックのFileServerはとても高機能で、少し古いとしてもエムテックを十分支えていました。
でも、年月が経つあいだにネットワークに詳しい社員が退職し、現在のかけだしネットワーク管理者には扱いきれるものではありません。なにかトラブルが起こると、社員全員の仕事を中断するようなはめになりました。
それではまずいので、ひよっこのネットワーク管理者にも十分管理ができちゃうようななるべく簡単なネットワークに変更しよう、ということになり、いろいろ調べた結果、NASというものを導入することになりました。

NASとは、ネットワークに直接つなぐハードディスクのこと。

NASというのは、Network Attached Storageの略で、「ナス」と読みます。ネットワークに直接つなぐハードディスクのことで、FileServer機能に特化した単機能サーバーのことです。よくあるFileServerでできるドメイン管理機能なんかはありませんが、導入と管理が比較的カンタンです。
個人でよく使う外付けハードディスクと何が違うかというと、外付けハードディスクは通常USBなんかで直接PCにつないで使いますが、それだとそのつないだPCが立ち上がっていないと他の人はハードディスクにアクセスできません。NASはネットワークに直接つないでいるので、ネットワーク上のだれでも、アクセスする権利のある人はだれでもアクセスできます。なので、複数の人で使うハードディスクだと思ってください。

省スペース化できました!

fileserver

ファイルサーバーのときは、ご覧のとおり、1デスク必要でした。

nas

NASになったら、この通り、棚の空いているスペースにすっぽりと見事に収まりました。これでもう一人社員が増えても大丈夫。もう一人分お仕事ができます。
エムテックで使っているNASの大きさはだいたい17cm×17cm×23cmです。猫が棚の隙間で眠っているくらい目立ちません。

セキュリティソフトにもバッチリ対応しています

エムテックが導入したのは、NASのなかでも、Windows Storage ServerというOSが内蔵されたものです。扱い方は普通のNASとそれほど変わりませんが、企業向けのサーバーにインストールするタイプのセキュリティソフトがインストールできます。このOSが入っているタイプのものは、通常のものより複数の同時アクセスに強いと言われています。普通のNASを使った経験はないのですが、導入して約2か月経ちましたが、遅くてイライラする、なんてことはまったくありません。それに、普通のNASはLinuxがベースなんですが、このWindows Storage ServerはWindows系なので、普段のお仕事でも使っているWindowsと操作が似ててわかりやすいのもポイントです。

いっぱい保存できる!

機器としては小さくなったのに、保存できる容量は倍になりました。
もし同じようなFileServerを買い換えるとなるとそれなりにお値段もしたと思いますが、NASはそんなには高くありませんでした。(個人で買うのは勇気が要りますが、)この容量で、この扱いやすさで、導入してみたい!と上司におねだりするには、ぎりぎり大丈夫なお値段です。

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